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[解説]
サクラランはガガイモ科サクララン属のつる植物である。
これは日本では、九州南部より以南に分布する。
その一般的な知識は3D植物園257番に示したので参照のこと。
サクラランはアサギマダラの食草になり得る。
実際に私が食草になっているのを確認できたのは喜界島と奄美大島だ。
いずれも石灰岩の多い海岸や山地に生えている。
おそらく沖縄でもアサギマダラの食草になっているのではないかと思われる。
ただし、沖縄には他の食草(ソメモノカズラ、キジョランなど)があるので、
優先的に活用されてはいないかもしれない。
06年3月に沖縄県の東村に行ったときに、鉢植えのサクラランを売っていたので、
東京に送ってもらい、育てることとした。
果たして関東地方でも開花をするだろうか。また、冬越しができるだろうか。
当初は、空調の風などに当たって萎れてしまったが、その後勢いを盛り返し、
とうとう6月23日の夕方に開花を見た。写真は翌朝の6時頃の様子。
散形花序をなす13個の花のうち、5つが開花している。蕾も見える。
開花の際のエピソードに関しては、
HPの「ちょっといい話」の第1608話と1613話も参照してほしい。
昼前にはつぼみだったのが、午後になって開花した経緯が示してある。
ガガイモ科の花はいずれも不思議な構造をしているが、本種は特にそうだ。
五角形の肉質の花の中心にさらに五角形の構造があることに注目しよう。
この株が冬越しできれば、アサギマダラの飼育に使える可能性もある。
【上の写真はパラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
メッセージ「ガガイモ科の花は皆不思議な構造をしている。
肉厚でピンクで毛深い花弁と、
二重の五角形構造を観察してみよう」
----小さい旅は心の旅、発見の旅----
---SRSは地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
【撮影・解説:栗田昌裕 050624撮影050624記】
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